フライフィッシングへの道

一度、フライフィッシングにあこがれてタックルをそろえたのが中学2年生。雑誌やテレビで見る「大人の釣り」のイメージです。
手にしたロッドは国産のメーカーのグラスロッド。リーズナブルなお値段ながら、光にかざすと深い緑色が透けていて、子供心に物凄くカッコイイ道具に感じました。

身長からショップの店主さんが選んでくれたロッドは7フィートの4番。ボートでエントリーする湖をイメージしても非常に物足りないアイテムだったはずですが、少年は横の空き地でキャスティングの練習に明け暮れていたものです。
ただ、釣果の伴わない釣りが長続きするはずもなく、再びルアーへ戻ってしまうのでした。

それから10年余りでバスブームが到来し、多くの初心者の方で湖の貸しボートは底をつき、サンデーボートアングラーのワタクシは陸ッパリへ転向する事になりました。そこで目にしたのがフライラインを綺麗に伸ばすフライフィッシャーでした。
子供の頃に見た釣り雑誌やテレビの中の「大人の世界」がそこにあったわけです。

早速湖向きのタックルを用意し、投げてみたところ・・全然釣れません。一生懸命投げたフライの周辺にフライラインがパスタのようにまとまって落ちるキャストでは誰も相手にしてくれるはずもなく、ラインを伸ばす練習から始まりました。
「横の空き地練習」は水がありませんのでラインを伸ばす練習も条件が全く異なります。
水があればラインは滑りますので「ロールキャスト」も容易です。これでラインが伸びれば、魚へのアプローチは格段に前進いたします。

(陸ッパリのドライフライで好敵手のブラウントラウト。)
フライキャスティングは前後に振るフォルスキャストをイメージしますが、この「ロールキャスト」を覚えて頂ければアルクスポンドでお魚に合うことは容易な事です。その先のピックアップ&レイダウンやフォルスキャスト、ダブルホール、シュートに至るまでご興味のある方はご案内させて頂きます。またフライには自分でフライを巻いたり、「釣る、投げる」だけではない楽しさもありますので、機会があったらご紹介させて頂きます。