あの時のメダカの子は今・・・【その他】

こんにちは!アルクスポンド焼津の鈴木です。

夏真っ盛り。今年もしっかり暑いですね。
私も仕事が大忙しな中ですが、前回のブログで書いた通り、生き物が活力を上げ、子孫繁栄を意識するタイミングです。

と、ブログを遡ること数回前ご紹介したメダカの子達。
気になっている方はあまりいないと思いますが、今この場で話題に上げたら
「あー、あの黒い子ね!」と思い出して下さる方もいるのではないでしょうか?
「エヴァ」という品種です。

実は、真冬に展示していたメダカのその時の子は、私が良い環境を作ることができずお星様になられ…

たと思いきや!?

こちらをご覧下さい。

あれからひたすら産み続けられた卵+今年の産卵分の子です。
超元気!
あの時の親ではなく、子の方です。ちっちゃい子!
あのちっちゃい子がこんなに立派に。
実は、あのメダカは私が飼育しているなかでずば抜けて強く繁殖力が高い種類です。
すでに大きくなり卵をつけはじめております。

このように、この時期は繁殖シーズンなのですが
今月がおそらく採卵最後のチャンス。

もうすでに卵から孵化した子もいます。
ようこそ世界へ!

しかし、1番採卵したい子が微妙な状況…

それがこの子!
北辻という品種です。

以前紹介したメダカ達は全て卵を産ませることはできたのですが、稚魚がしっかり育たずどんどん数を減らしていき
壊滅状態に・・・
良くなかった点は、室内飼育だと考えています。
外飼育のメダカは生きていて、室内で丁寧に加温しているメダカはお星さまに。
正直、丹精込めて時間をひねり出しつつ育てていた事によりショックがあまりにも大きかったのですが
前述した「エヴァ」が繋いでくれた命のおかげで、立ち直っております。
飼育の鍵は、「太陽光」「少量でコマメな換水と餌やり」「大量の水」
これだと思います!

大事に育てるにしても、温室で育てろというわけでも、水替えを沢山しろというわけでもなく
それだけ自然の循環に近い環境を作れるかというのが大事なようです。
メダカ飼育ってカンタンに見えると思いますが、「外でほったらかしてても割と生きる」
ではないんです。
雨水が入る、ユスリカなどが卵を産みにくる、日当たりがキツすぎない、微生物が安定しやすい赤玉土などがはいっているな、外敵がいない、などなど・・・
そこにある水の環境は良い状況にあるからメダカが生きれるというのが正しくて
それを意図する場所に意図的に作るのは結構難しいです。
あれだけ小さい魚なので、強いわけもありません。
なんとなく育てられている方、実は、メダカにとってすごくいい環境できちゃってるかもしれません。

私もいろいろ試したいのはやまやまですが、まずなかなか時間がとれないという所と、逐一水質を変えるようなことはストレスになり逆効果なので、少しの冠水とできるかぎりこまめ少量のエサやりをして見守るばかり…
果たして北辻の卵は取れるのでしょうか?



おまけに、北辻と体色が似ておりますが、体型は普通のメダカっぽい子です。
こっちの方が色濃くトラ柄が出ていますね。かっこいい^^

今年の夏ととても暑いです。
アルクスポンド焼津も風はよく吹きますが、消して涼しいとはいえません。
日差し、暑さを対策して安全に楽しんでいただき、なんども遊びに来て欲しいと思っております!
素敵な思い出作りを、是非アルクスポンド焼津で!

それでは、また釣り場でお会いしましょう!