
温泉で日ごろの疲れをリフレッシュしに行こう!
こんにちは!
アルクスポンド宇都宮の秋本です。
いよいよ7月も終わりに近づき、夏本番の暑さが続いていますね。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
アルクスポンド宇都宮は現在クローズ中で、リフレッシュオープンに向けて整備を進めています。
現在、ポンドの水を排出しています。
ようやく、ポンド中央の馬の背が見えてきました!
より快適に、より安全に釣りを楽しんでいただけるよう、しっかりとメンテナンスを行います。
リフレッシュオープンに、ぜひご期待ください!
早速ですが、温泉をこよなく愛する私が、
日帰り温泉スポットをご紹介します。
今回、ご紹介するのはこちら。
「芦野温泉」
芦野温泉ホテル前より
目にも鮮やかですね。
旧奥州街道の芦野の里の小高い丘陵に立つ芦野温泉は、栃木県那須郡那須町にあります。
私の中で一二を争う大好きな温泉です。
パンフレットをいただいてきました。
パンフレットからでも、温泉の良さが伝わってきます。
栃木県那須の恵まれた自然の中に位置する芦野温泉は、「杖忘れの温泉」という別名を持つほどの効能があるとされています。
「杖忘れの温泉」とは、杖をついてやってきた人が帰りにはその杖を忘れて帰るほどの温泉の効能で、平安時代この地を訪れた弘法大師の言葉が由来と言われているそうです。
かつての湯治場を思い起こさせてくれるような雰囲気です。
芦野温泉ホテルに併設されているのですが、広々とした施設は、もはや日帰り入浴施設といっても過言ではないかもしれません。
もともとはテニスコートとして開発されたエリアですが、1984年に温泉の掘削に成功。
芦野温泉ホテルが建設されたそうです。
温泉施設から見た様子。
奥にかつてのテニスコートが見えます。
那須といえば、真っ先に思い浮かぶのは那須高原!
栃木県を代表する観光スポットの1つです。
その有名な那須高原とは少し離れているため、温泉の周りにリゾートらしさはありません。
田園風景が広がっています。
ちなみにグーグルマップで見るとこんな感じ。
東北自動車道 那須I.Cを降り、最初の信号を右に曲がっていくと、那須高原のメインストリートともいうべき、那須街道になります。
那須高原観光だと那須街道周辺がメインになってくると思いますが、芦野温泉は少し離れています。
片道20~30分くらいだと思います。
パンフレット裏面の交通のご案内も参考にしてみてください。
温泉の前に、ちょっと寄り道。
そういえば、明日7月31日は「土用の丑の日」!
夏といえば、うなぎですよね!!
スタミナチャージにいきましょうか。
向かった先は
「うなぎの丁子屋」さん。
同じく芦野にお店を構える、創業300年以上の歴史をもつ、うなぎ料理の名店です。
車は目の前の町営駐車場に停められるので便利です。
奈良川から水を引いたいけすの新鮮なうなぎは、蒸したあと炭火でじっくりと焼き上げているそう。
お店の蔵座敷は那須町文化財に指定されているそうです。
人気店なので予約必須です。
ちなみに、前の週にもお伺いしようとしたのですが、予約がいっぱいだったため入れませんでした…。(汗)
なので、今回はバッチリ予約済です♪
中には写真がたくさん飾られていました。
入口横のお部屋です。
奥に案内していただきました。
廊下の赤いじゅうたんが目を引きます。
お部屋には調度品の数々。
歴史を感じます。
障子の枠もおしゃれ!
メニューはこちら。
何にしようかな…
選んだのがこちら。
うな重(上)二切れ
肉厚でふっくら!
ふっくらとした食感の鰻と絶妙な味のタレ、そして、タレが程よくしみ込んだご飯もいい感じ。
肝吸い、お新香もおいしい♪
夏バテ気味の身体が一気に回復!
これで、クローズ中のメンテナンスもがんばれそうです!!(笑)
おなかもいっぱいになったし、そろそろ温泉へ向かいましょうか。
同じ芦野にあるので…
5分ほどで「芦野温泉」の駐車場に到着です。
大人気の「芦野温泉」ですが、駐車場も広いので安心です。
駐車場から見て正面がホテル、向かって左側に温泉施設があります。
奥に見えるのがホテルです。
何度も訪れていますが、ホテルには入ったことがありません…。
ホテルの中も豪華なんでしょう、きっと。
早速、温泉へ向かいましょう!
参道入口には若ガエルがお出迎え。
料金の看板があります。
趣のある小道を進んでいくと…
あじさいがきれい!
ちなみに5月にはこんなきれいなつつじが見られます。
四季折々の風景を楽しむことができますよ。
そして…
「芦野温泉」の正面玄関に到着です。
立派ですね!
玄関前には温泉観音。
入る前に温泉で手を清めることができます。
いざ、温泉へ!
左右に下駄箱があります。
向かって右側に券売機があります。
なお、時間で料金が異なり、16:00までが大人1,500円、16:00以降は750円となります。
公式ホームページより
私が伺う時間帯は16:00前がほとんどなので1,500円なのですが、回数券を購入すると10枚で10,000円なので、1回 1,000円で入れます。
10枚綴りになっていますので、自分で必要な分を切りはなして持っていきます。
なお、時間帯別で回数券の色が異なるようです。
回数券の有効期限はないので、定期的に通われる方は断然回数券がオススメです。
回数券を購入される際も券売機で。
引換券が出てくるので当日中に引き換えが必要になります。
さらに…
ポイントカードもあるんです!
「ピリツルカード」なるポイントカードは、16:00以降の入浴は1個、16:00までの入浴だと2個もスタンプを押してもらえます!
なので、16:00までの入浴だと5回でポイントカードが貯まる仕組みです。
とってもお得ですよね!!!
ポイントが貯まりました♪
「ピリツルカード」は、入館時にスタッフさんへ声をかけないともらえないと思いますので、ぜひ「ピリツルカード」をくださいと言ってみてください。
券を購入したら、中へ入りましょう。
向かって左側に受付があります。
受付前です。
受付を済ませて向かうと
廊下の先には食堂が。
お食事処「陣屋」です。
無料のお茶や水が飲めるのもうれしいですね。
途中にコインロッカーがあります。
脱衣所には貴重品用の小さなコインロッカーしかないので、大きな荷物はこちらのコインロッカーに入れます。
100円返却式なので、100円が必要になります。
自動ドアの先は一旦外になります。
廊下を進んでいくと…
脚湯があります。
みなさん温泉に入るので、脚湯に入っている方はほとんど見たことがありません…。(笑)
脚湯の後ろが、温泉施設「芦の湯」です。
紋が入った暖簾をくぐると…
こちらが「芦の湯」エントランス。
雰囲気に圧倒されます。
湯泉神社があり、温浴効果により身体の不調が回復された方々のお札や提灯が飾られています。
入る前からテンションが上がりますね!
湯上り後の休憩や待ち合わせ場所としても過ごしやすいですよ。
入口より手前が男性、奥が女性です。
冷たいお水が飲めるのも助かります。
いざ、温泉へ!
2種の自家源泉からなる、良質で湯量豊富な源泉掛け流しの温泉です。
「芦野温泉」の泉質はアルカリ性単純温泉。
神経痛や冷え性、筋肉痛や五十肩などへの効能が高いとされています。
館内図の用紙をいただいてきました。
裏面です。
「芦野温泉」といえば…
なんといっても「薬草の湯」!
公式ホームページより
源泉に薬草を揉みだして薬効を持たせた「薬草の湯」は、100%の薬草の効力が含まれており、入浴時にお肌がピリピリと痛みを伴うのが特徴です。
日本で一番痛い温泉としても有名なんです。
薬草の湯の扉を開けると、室内中になんともいえない薬草独特の匂いが立ち込めています。
薬草成分が漂っているかのよう。
匂いだけでピリピリしてきそうです。(笑)
温泉の色は…
まさに、ヴァルケインのスプーンカラー No.7 オレンジ!
色からしても効きそうですよね!
この温泉、本当に痛いんです!
約40℃の少しぬるめの温泉なのですが、入っているとだんだんとポカポカしてきて…
しばらくすると体がピリピリと刺激されます。
なお、薬草の湯は、肌にピリピリするような痛みを感じる「那岐の湯」と、刺激がマイルドな「那美の湯」の2つの浴槽があります。
公式ホームページより
手前が「那岐の湯」、奥が「那美の湯」です。
「那岐の湯」は刺激が強いので、刺激に弱い方は「那美の湯」でじっくりと入浴されるのがよいと思います。
体の芯から温まるそうですよ。
ちなみに私は「那美の湯」には入ったことがありません…。
せっかく入るなら、刺激を求めちゃいます。(笑)
公式ホームページの説明にもありますが、刺激性の強い「那岐の湯」は、入浴して5分ほどで体のあちこちに痛みを感じますので、その際は無理をせず上がり休息をはさんで2~3回繰り返しご入浴されるのがよいとのこと。
何も知らずに薬草の湯に入ったら、ピリピリの刺激におそらくびっくりされてしまうと思います。
公式ホームページより
でも、この刺激がクセになるんです!
薬草の独特の匂いといい、お湯の色といい、こんな刺激的な温泉は他にはないのではないでしょうか。
特に男性の方が下半身に痛みを感じやすいみたいなので、痛くなってきたらあまり無理しない方がいいかもしれません…。
この刺激を求めて、多くの芸人さんや芸能人の方々もこの薬湯を経験されているよう。
メディアにも度々取り上げられています。
廊下にずらっと貼られています。
「薬草の湯」の成分がエントランスに飾られています。
薬草の湯(那岐の湯)生薬10種
日帰り温泉用の生薬群の用紙をいただいてきました。
ハードタイプの「那岐の湯」
マイルドタイプの「那美の湯」
「薬草の湯」が有名な「芦野温泉」ですが、これだけじゃないんです!
お肌がツルツルになる「ツルの湯」、美肌効果のある「メラの湯」も最高なんです!
まずは「ツルの湯」。
アルカリ性単純温泉、なんとph9.9!
まるで化粧水に浸かったかのようにお肌がツルツルになる泉質です。
公式ホームページより
湯船につかるとすぐに分かるはず!
お肌がツルツル、すべすべ!!
とろっとしていて肌をさわるとびっくりします。
この現象の秘密は、原湯に多量に含まれている炭酸水素ナトリウム(重曹)による粘膜の軟化、角質化細胞の溶解と洗浄作用によるものだそうです。
ちなみに、「薬草の湯」にも「ツルの湯」が使用されています。
薬草の湯は、「ツルの湯」の源泉に独自配合した生薬を揉み出した温泉です。
そして、「メラの湯」も女性にうれしい美肌効果が!
アルカリ性単純温泉、ph9.5
女性美容の大敵、メラニンを抑制する効果があり、美白効果のある泉質です。
公式ホームページより
メラニンとは、シミ・そばかすや日焼けなどによって発生する黒色色素沈着の原因物質です。
メラミンはお肌の大敵ですからね!
「芦野温泉」の適応症についてですが、神経痛・関節痛・筋肉痛・五十肩・冷え性・疲労回復・運動麻痺・関節のこわばり・うちみ・くじき・慢性消化器病・痔疾・病後回復期・健康増進だそうです。
もちろん、「露天風呂」もあります。
公式ホームページより
源泉は「メラの湯」。
解放感あふれる「露天風呂」で、とっても気持ちがいい!
自然や四季を感じながら、ゆっくりと温泉につかることができます。
公式ホームページより
夜も雰囲気がありますね。
そして、ミストサウナもあるんです!
公式ホームページより
ミントの香りで包まれる「薬草霧吹きサウナ」は、筋肉をほぐし末梢血管を拡張させ血流をよくしてくれるそうです。
喉に作用し咳を鎮める効果も期待できるそうですよ。
サウナがあるということは…
もちろん、大好きな「水風呂」があります!
最近は、
ツルの湯→薬草の湯→水風呂→メラの湯→ツルの湯
の順番で入るのがお決まり。
「薬草の湯」の刺激が、「水風呂」によって中和される気がします。(笑)
サウナに入らなくても、温泉からの水風呂でプチととのう気分を味わえます。
「水風呂」はなんと外に。
「露天風呂」の横にあるのですが、夏は最高!冬は気合です!!(笑)
不思議なヒーリングミュージックが流れているのも「芦野温泉」ならでは。
リラックス効果がありますよ。
公式ホームページより
赤外線ライトのあるベンチが設置されているのもめずらしいです。
赤外線ライトをインターネットで調べると…
炎症の抑制、肌のハリと質感の改善、ならびにコラーゲンの生成促進に効果があるらしいです。
公式ホームページより
洗い場もたくさんあるので、混んでいても待つことはないと思います。
気になるところはないのですが…
あえて、気になる点をあげるなら、
脱衣所にも貴重品を入れるための小さなコインロッカーがありますが(100円返却式)、基本的に洋服等を置いておくのはカギなしのロッカーか、カゴになります。
カギなしのロッカーのドアには
「空いています」
「使用中です」
の裏表にひっくり返して使用するプレートがかかっており、使用する際にはプレートを裏返して
「使用中です」にしておきます。
おそらく使用後にプレートを「空いています」に戻すのを忘れてしまう方がいらっしゃるのでしょう。
番台さんが定期的にロッカーを開けて中を確認されますので、びっくりしないでくださいね。
ご入浴後は休憩所にてくつろぐことができますので、1日ゆっくりと滞在される方も多いと思います。
現に毛布を持参されて、大広間で休まれている方々も多いです。
休憩スペースがいっぱいあるのもうれしいですね♪
お帰りの際にはおみやげも!
ご家庭で温泉気分が楽しめる、薬草の湯の入浴剤も売っています。
現代版湯治体験ができる「芦野温泉」。
公式ホームページより
芯まで温泉に浸って癒されてみてはいかがでしょうか。
宇都宮からちょっと遠くても…
行く価値がある温泉です!
最後に…
方向を示すのに、矢の羽を模している絵が使用されているのですが、引き戸のこのマークに毎回テンションが上がってしまいます!
画像を90度回転させると…
テンションが上がっちゃうのは、私だけではないはず!!(笑)
みんなが働いている時間に入る温泉。
背徳感のなかで味わう至福のとき。
はぁーーーっ、幸せ。
☆☆☆施設情報☆☆☆
芦野温泉
栃木県那須郡那須町芦野 1461
★下駄箱 ロッカーなし(靴を置く棚あり)
★脱衣所 ロッカーあり(カギなし)※貴重品ロッカーあり(100円返却式)/カゴあり
※温泉へ向かう途中の廊下にコインロッカーあり(100円返却式)
※情報は訪問当時のものです。
グーグルマップ(芦野温泉)
Googleマップ調べ:アルクスポンド宇都宮から車で約1時間30分
☆☆☆過去のブログ☆☆☆
Vol.1 さくら温泉(栃木県宇都宮市)
Vol.2 天然温泉「湯処あぐり」(栃木県宇都宮市)
Vol.3 番外編 LAKE SIDE HOTELみなとや(福島県)
Vol.4 ただおみ温泉(栃木県宇都宮市)
Vol.5 元気あっぷむらの温泉(栃木県塩谷郡高根沢町)
Vol.6 芳賀温泉 ロマンの湯(栃木県芳賀郡芳賀町)
Vol.7 市貝温泉健康保養センター(栃木県芳賀郡市貝町)
Vol.8 亀の井ホテル 喜連川(栃木県さくら市)
Vol.9 南平台温泉ホテル 日帰り温泉 観音湯(栃木県那須郡那珂川町)
Vol.10 黒部温泉 元湯 四季の湯(栃木県日光市)
Vol.11 自然浴 離れの湯 あけび(栃木県日光市)
Vol.12 ノーピーク鹿沼キャンプフィールド&スパ(栃木県鹿沼市)
Vol.13 カンデオホテルズ宇都宮(CANDEO HOTELS UTSUNOMIYA)(栃木県宇都宮市)
Vol.14 那珂川町 温泉浴場 ゆりがねの湯(栃木県那須郡那珂川町)
Vol.15 真岡いがしら温泉 おふろcafé いちごの湯(栃木県真岡市)
Vol.16 番外編 ほったらかし温泉(山梨県山梨市)