日帰り温泉-栃木県の湯めぐり日記 Vol.16 番外編 ~ほったらかし温泉~【温泉】

温泉で日ごろの疲れをリフレッシュしに行こう!

こんにちは!
アルクスポンド宇都宮の秋本です。

そろそろ雨傘が活躍する季節ですが、みなさまお元気でお過ごしでしょうか。

早速ですが、温泉をこよなく愛する私が、
日帰り温泉スポットをご紹介します。

今回、ご紹介するのは番外編!

山梨県山梨市にある、
「ほったらかし温泉」

実は、栃木県内の温泉をご紹介するつもりだったのですが、先週の鳥羽さんのブログを見て、急遽内容を変更しました。

鳥羽さんのブログはこちら。
スタッフブログ 日本一予約の取れないキャンプ場【その他】

「ほったらかし温泉」へは行ってみたいと思っているのではなく、すでに何回も行っています。(笑)

天気が良ければ富士山も望める絶景温泉としても有名な「ほったらかし温泉」。
棚山(標高1,171m)の約700m地点という場所ながら、この絶景を求めて年間45万人もの人が訪れているという大人気日帰り温泉なんです。
アニメ「ゆるキャン△」に登場し、ファンの間では聖地の一つとしても人気を集めています。

富士山を見ながら入れる温泉はいっぱいあると思うのですが、この絶景はなかなかお目にかかれるものではないでしょう。
個人的には今のところ、間違いなく絶景No.1温泉です。
「ほったらかし温泉」以上の絶景温泉があったら、ぜひ教えてください!

山梨へは何回も旅行していますが、この「ほったらかし温泉」に入るために山梨へ行くと言っても過言ではないほど大好きな温泉です。

そして、「ほったらかし温泉」へ行くなら、ぜひ途中にある「笛吹川フルーツ公園」にも立ち寄っていただくのがオススメ!
鳥羽さんも紹介していましたね♪

四季折々のフルーツが楽しめる山梨県の峡東地域に位置する「笛吹川フルーツ公園」は、花とフルーツとワインの公園をテーマとして整備された都市公園。
半円球のガラスドームが特徴的です。

笛吹川フルーツ公園 公式ホームページより

開放感と高低差のある園内のいろいろな場所から大菩薩などの山並みと甲府盆地を一望でき、天気の良い日は富士山が鑑賞できます。

拡大して撮影してみました。

夜の景観は、新日本三大夜景に認定されているそうですよ!

そして、山梨といえば…
有名なのが桃源郷!

桃源郷とは、山梨県において特に桃の花が咲き誇る美しい風景のこと。
山梨市駅南側や笛吹市では、桃の花と菜の花のコントラストが見事で、まさに桃源郷と呼ぶにふさわしい景色が広がります。
毎年春には「笛吹市桃源郷春まつり」が開催され、約25万本の桃の花が咲き乱れ、地域の春を彩ります。

そして、「笛吹川フルーツ公園」では、こんな景色も見ることが出来ます。

山梨の桃源郷の見頃は、例年3月下旬から4月中旬なのですが、先々月訪れたときは、見頃には少し早かったです。

桃と菜の花が織りなす、麗しい色彩の楽園。
山梨へ行くなら、この時期はとってもオススメですよ!

この景色のあとは、お待ちかねの「ほったらかし温泉」へとまいりましょう。

「山梨県笛吹川フルーツ公園」内を通過し、5分ほど山道を登るとほったらかし温泉に着きます。
道が細くカーブも急なので、対向車には十分に注意してくださいね。

駐車場に到着しました。
奥に見えるのが、ほったらかしキャンプ場かな!?

さすが、大人気日帰り温泉!
県外ナンバーもいっぱいです。

まずは、看板がお出迎え!

早速、進んで行きましょう!

案内板が見えてきました。

「ほったらかし温泉」の魅力。
まずは、甲府盆地を見下ろせる絶景でしょう!

自然の立地のままに作られた天然温泉につかりながら、朝は日の出、昼は富士山、そして夜は甲府盆地に広がる夜景を見渡せるといった、時間とともに移り変わる眺望も「ほったらかし温泉」の醍醐味です。

もちろん、泉質もいいんです!

ほったらかし温泉は「あっちの湯」「こっちの湯」と、特徴が異なる2か所の浴場がある温泉施設です。

最初に造られたのは1999年に開湯した「こっちの湯」。
富士山を真正面に望む眺望と、落ち着いた風情を堪能できます。
その後、2003年に開湯した「あっちの湯」は、「こっちの湯」に比べ、2倍の広さを誇ります。
入浴しながら甲府盆地を一望でき、日の出から夜景まで楽しめます。

MAPはこちら。
ほったらかし温泉 公式ホームページより

露天風呂、内風呂の全てが天然温泉で、「こっちの湯」は旧源泉より温泉をひき、「あっちの湯」は新源泉です。
共に強アルカリ性単純温泉ですが、泉質に違いがあるようですね。

「こっちの湯」
泉質 アルカリ性単純温泉
従来の源泉(PH9.68無色透明)

「あっちの湯」
泉質 アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性温泉)
新源泉(PH10.1淡黄褐色澄明)

なお、「こっちの湯」と「あっちの湯」は別料金なので、どちらも入りたい方は各々料金を支払う必要があります。

「あっちの湯」と「こっちの湯」、どちらの浴場も内湯と露天風呂(それぞれにあつ湯・ぬる湯あり)があります。
神経痛や筋肉痛、慢性消化器病や冷え性に効果があると言われています。
お湯は出しっぱなしで、毎日総入れ替えしているそう!

ほったらかし温泉 公式ホームページより

鳥羽さんは日の出を見ながら温泉を満喫されたのかな!?
うらやましいです…。

まずは「こっちの湯」から。

温泉から出たあとに写真を撮ろうと思っていたら、なんと受付終了していました。
この日はたまたま「こっちの湯」だけ営業時間が短かったようです。
シートがかかっているところが券売機です。

なるほど、それで空いていたんですね。
入れてよかった♪

木造りと岩造りの露天風呂、木の香り漂う内風呂。
落ち着いた雰囲気の中、入浴できます。

ほったらかし温泉 公式ホームページより

正面に富士山、右手に山梨百名山の一つ兜山(かぶとやま)の稜線、そして眼下には甲府盆地が広がります。

外にも洗い場はありますが、空いていれば内湯で体を洗った方がいいかも。
こじんまりとした内湯ですが、ひなびた感があっていいですよ。
入った瞬間にとろっと感じられるなめらかなお湯です。

露天風呂は、上段と下段に分かれています。
上段にはあつ湯とぬる湯、洗い場があります。

ほったらかし温泉 公式ホームページより

ぬる湯は春~夏にゆーっくり入りたいとき、秋~冬はあつ湯がちょうどいいかも。
下段は解放感たっぷり、岩造りの露天風呂。

眼下には甲府盆地が広がっており、特に上段の露天風呂からの景色は
最高!の言葉しか見つかりません。

続いては「あっちの湯」。

入浴客が増えたため、2003年に新たに誕生した2つ目の浴場「あっちの湯」。
従来の「こっちの湯」に比べて、眺望も広さも全てが2倍のスケールです。

入口です。

大人900円です。

「あっちの湯」も「こっちの湯」同様、露天風呂(あつ湯とぬる湯)と内風呂があります。

洗い場も「こっちの湯」に比べて2倍の広さがあります。

ほったらかし温泉 公式ホームページより

右手に富士山、左手に大菩薩嶺を望み、眼下に甲府盆地東部を見下ろす、雄大な眺望が自慢です。

ほったらかし温泉 公式ホームページより

どちらも、いいんです!
行ったことがない方は、どちらに入ろうか迷ってしまうと思います。
私も初めて訪れたときはすごく悩みました。

個人的には、昼間なら富士山がよく見える「こっちの湯」一択!
富士山を真正面に見ながらの温泉、何ものにも代え難い至福の時間です。

日の出前と夕方からは甲府盆地を一望できる「あっちの湯」がいいと思います。
私自身、まだ朝日や夜景の時間帯には行ったことがありません。
しかし、甲府盆地を一望するなら「あっちの湯」なので、きっと日の出前と夕方以降は驚くほどの絶景が待っているはずです。
なので、時間帯によって決めていただくのがいいと思います。

次は…夜景を見に行こうと計画中です!

ほったらかし温泉 公式ホームページより

この景色を見ながらの温泉、想像しただけでワクワクです。

さて、お風呂上がりに食事して帰ろうかな。

絶景を楽しめる展望テラスには、「気まぐれ屋」と軽食スタンド「桃太郎」があります。

「気まぐれ屋」さんは、朝は美味しい卵かけご飯、昼間はカレーと2つの顔を持っています。

外観です。

今の時間帯はカレーですね。
かわいい看板!

何にしようかな…

注文したのはこちら。
こちらが豚カレー(ローストポーク)

そして、こちらが鶏カレー(骨つきもも肉)

このカレーがスパイシーで本格的!
とってもおいしいんです!!

このボリューム、すごいですよね!?
お肉もホロホロ、スプーンでほぐれちゃいます。

雄大な景色を見ながらのカレー、おいしいに決まってます♪

もう1つのお店は「桃太郎」さん。

山梨名物「ほうとう」や「桜もつ煮」に加え、うどんやそば、かき氷やソフトクリームなどが食べられるのですが、おすすめは名物でもある「温玉あげ」です。
鳥羽さんが食べていましたね♪

季節問わずに、自然の雄大さを感じられる「ほったらかし温泉」。

気になるところはないのですが…
あえて、気になる点をあげるなら、
脱衣所には脱衣カゴのみなので、貴重品は有料ロッカー(100円)に預けることになります。
それと、露天風呂に日差しを遮るものがないので、紫外線が気になることですかね。
(日除け笠が置いてありますのでご安心ください。)

富士山を見られない日でも、ほったらかし温泉では四季折々の変化を楽しめるんだそう。
桃の花が咲き誇る春の甲府盆地、涼やかな風を感じる夏、山々が赤く染まる秋、澄んだ夜空に星が輝く冬。

この景色を見ながら温泉に浸かる時間はとっても贅沢で、居心地の良さからついつい長湯してしまいます。

ちなみにこちらは冬に訪れた際の写真。
富士山に雲がかかっていますが、空気が澄んでいるので富士山がくっきり見えますね!

1度行ったらリピート間違いなしの素晴らしい温泉です。
富士山と甲府盆地を望む絶景の天然温泉で、のんびり贅沢な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

次に来られる日まで、この景色を目に焼き付けて…。

みんなが働いている時間に入る温泉。
背徳感のなかで味わう至福のとき。
はぁーーーっ、幸せ。

☆☆☆施設情報☆☆☆
ほったらかし温泉
山梨県山梨市矢坪1669-18

★下駄箱 ロッカーなし(靴を置く棚あり)
★脱衣所 ロッカーあり(有料100円)※カゴあり

※情報は訪問当時のものです。

笛吹川フルーツ公園
ふえふき観光ナビ(花の開花情報)

グーグルマップ(ほったらかし温泉)
Googleマップ調べ:アルクスポンド宇都宮から車で約3時間(高速道路利用)

☆☆☆過去のブログ☆☆☆
Vol.1 さくら温泉(栃木県宇都宮市)
Vol.2 天然温泉「湯処あぐり」(栃木県宇都宮市)
Vol.3 番外編 LAKE SIDE HOTELみなとや(福島県)
Vol.4 ただおみ温泉(栃木県宇都宮市)
Vol.5 元気あっぷむらの温泉(栃木県塩谷郡高根沢町)
Vol.6 芳賀温泉 ロマンの湯(栃木県芳賀郡芳賀町)
Vol.7 市貝温泉健康保養センター(栃木県芳賀郡市貝町)
Vol.8 亀の井ホテル 喜連川(栃木県さくら市)
Vol.9 南平台温泉ホテル 日帰り温泉 観音湯(栃木県那須郡那珂川町)
Vol.10 黒部温泉 元湯 四季の湯(栃木県日光市)
Vol.11 自然浴 離れの湯 あけび(栃木県日光市)
Vol.12 ノーピーク鹿沼キャンプフィールド&スパ(栃木県鹿沼市)
Vol.13 カンデオホテルズ宇都宮(CANDEO HOTELS UTSUNOMIYA)(栃木県宇都宮市)
Vol.14 那珂川町 温泉浴場 ゆりがねの湯(栃木県那須郡那珂川町)
Vol.15 那真岡いがしら温泉 おふろcafé いちごの湯(栃木県真岡市)

最後に…
イベント「県民優待DAY」のご案内です!

もうすぐ栃木県民の日ですね!
「栃木県民の日」は、毎年6月15日に制定されている記念日です。

1873年(明治6年)に、旧栃木県と宇都宮県が合併して、現在の栃木県がほぼ現在の県域で成立した日を記念して、1985年(昭和60年)に制定されました。

毎年、県民の日にあわせて、栃木県内のレジャー施設や公園、博物館や美術館などで割引や無料になりますが、アルクスポンド宇都宮でも恒例の県民の日イベントを開催いたします!

2025年6月9日(月)~2025年6月15日(日)までの期間中、栃木県・千葉県在住者を対象に、5時間券以上の釣り券をご購入で300円割引いたします。
※大人の方のみ割引(高校生以下 割引対象外)
また、レンタル代 通常500円のところ、無料でお貸出しいたします。

「県民優待DAY」詳細はこちらをクリック!!

栃木県民と千葉県民のみなさま、この機会にお得に釣りはいかがですか!?
みなさまのご来場を心よりお待ちしております!